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大学院生 → 新卒IT の徒然日記

03.19

旅行!人生初の四国旅行である。

連休初日で混雑が予想されたので、新横浜始発のひかりに乗車。新神戸まで先着する早いひかり。静岡以西は立ち客も出るほどの賑わいぶりだった。9時過ぎに岡山に到着。

マリンライナーに乗り換え、瀬戸大橋を渡って四国に上陸。思っていたより海面が近くてなかなか楽しかった。坂出で乗り換えて宇多津へ。

ここで今回のお供であるバースデイ切符を購入。3日間グリーン車に乗り放題で13kちょっとという破格の切符!存在は数年前から知っていたが、仙台から四国はどうもアクセスに難があり、このたび念願の利用となった。

バースデイきっぷ |四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ)

ツレを待つ間香川に来たということでうどんのお店へ。店舗が多く、選ぶのに苦労した。

かけうどん。てんぷらはゲソとちくわ(最近ちくわ天にはまっている)。うどんは口あたりは柔らかいのだが、噛むとしっかりとコシがある感じでとても好みだった。汁も関東とは違う優しいお味。これは美味しい…!毎日でも食べたい。

ツレと合流しいよいよ四国島内の旅行をスタート。ここからは予讃線で一路西へ。

岡山と松山を結ぶJR四国の看板特急しおかぜ。乗るのは機関車をモチーフにデザインされた8600系!写真で見るよりだいぶ格好良かった。グリーン車は贅沢な3列シート。E5系の座席をベースに作られており、フットレストや読書等など至れり尽くせりの装備でとても快適。

2時間ほどで愛媛の県庁所在地である松山に到着。ここからはさらに西の宇和島を目指して乗り換え。同一ホームで待っていたのはN2000系の特急宇和海。非電化区間が多い四国において先日までエースとして活躍していた車両。振り子装置のおかげで山間部でも驚くほどの速度で走行していく。コースターのような乗り心地にはしゃいでいたら、あっという間にこの旅第一の目的地である宇和島に到着。有名な新幹線列車が出迎えてくれた。

宇和島にきたのは、前から食べたかった鯛めしとさつま飯をいただくため。駅前のほづみ亭を訪問。ミシュランガイドに掲載された名店で、早い時間に訪ねたが既に賑わいはじめていた。

鯛めしはプリプリの鯛を贅沢に卵かけご飯にしたもの。さつま飯は鯛のほぐしみと麦味噌を混ぜたもので、味わいとしてはツナマヨに近いものがあった。どちらも超絶美味!夏なんかに良さそう。

すっかり満腹。本当は観光をもう少ししたいところだが、松山にホテルをとっていたので再度宇和海に乗車。着く頃にはすっかり暗くなっていたが、お宿に入る前に道後温泉を見学することにした。

駅前から路面電車に揺られて道後温泉に到着。駅を出たところで、坊ちゃん列車が出迎えてくれた。夏目漱石がマッチ箱と喩えた通り、なんとも可愛らしい見た目。一見オブジェのようだが、日中は観光列車として松山市内を普通に走っている。

国内では貴重な2軸の客車。どんな乗り心地なのか。。乗ってみたくてしょうがなかったが、旅程の都合で今回は断念し、再訪の口実とした。

道後温泉は日本三古湯のひとつである長い歴史を持つ温泉街。ホテルや旅館がずらりと立ち並び、多くの人で賑わっていた。国の重要文化財に指定されている道後温泉の本館は、あいにく工事中。しかし防護壁が今どきなデザインをされておりこれはこれで新旧がほどよく調和している感じがおもしろかった。今も現役の公衆浴場であるので、是非とも訪れたいところ。

高級温泉街というイメージがあったが、いざ歩いてみるとヤングが多め。卒業旅行のシーズンだからか。後ろ髪を引かれつつ、繁華街にとったホテルに引き上げて初日は終了。