03.29
急きょ2日のお休みをもらったので、北海道に行くことにした。1年半ぶりの訪問である。
朝食もとらずに早々と到着したので、空港に着いてすぐにイカメシを食べた。小ぶりなわりにずっしりお腹にたまるので朝食に良い。
腹ごしらえして空港を出発。今回旅程をギリギリまで決めていなかったが、札幌近郊の未完乗路線を乗り潰すことにした。まずはエアポートで新札幌まで。新幹線ができたら名前が変わりそう。
ここから地下鉄の東西線へ。札幌は3本の地下鉄が走っているが、そのなかで最も営業距離が長い。経路は概ね千歳線・函館本線に沿っており、大通りなど繁華街のアクセスに便利だ。
30分ほどで完乗。終点の宮の沢から少し歩き、札幌(というかもはや日本)を代表する味噌ラーメンの名店すみれ、ののれんわけだという八乃木で味噌ラーメンを。しょうがが良いアクセントだった。
ここから路線バスで南北線の北端、麻布へ。読みはアサブでサは濁らない。
地下鉄に乗り換え、先ほど東西に横切った市街を南北に縦断する。南北線は最も歴史が古く、JR線に対して直行する区間が最初に開通するという地下鉄のセオリー(だと以前習った気がする)に見事に沿っている。
南端は高架になっており、地下鉄らしからぬ車窓を楽しめる。仙台の南北線によく似た雰囲気。ゴムタイヤなので乗り心地がゆりかもめのそれに近いのも面白い。30分ほどで南端の真駒内へ。
ここから年季が入ったバスで住宅街を通って東豊線の南端、福住へ。千歳空港からのバスが発着することで知られ、JRが不通となった時の空港アクセスでは要衝となる。札幌ドームなども近く、なかなか規模の大きなターミナル。
ここから最後の1線である東豊線に乗車。最新鋭の車両が走っている。南側では東西線と南北線の中間を、北側では南北線の東側を走る。こちらも30分ほどで終点の栄町へ。
地下鉄を乗りつぶしたので、次はJRで未乗の札沼線に乗りに行く。札幌起点で往復するのは面白くないので、栄町からバスであいの里へ。
札沼線は、かつて札幌と沼田(旭川の東側)を結んでいた長大路線。石狩川の東を走る函館本線に対し、西側の線として開通した。2020年に北海道医療大学以北が廃止され、JR北海道では数少ない全線電化された路線となった。
最近開業したロイズタウン駅。
終点の北海道医療大学は、大学まで屋根付き通路で直結しており通学ではかなり便利そう。廃止された浦臼、十津川方面へは日に数本バスが出ているよう。 終点から先は雪に埋まっており、線路が残っているのかわからない。踏切はアスファルトで埋め立てられていた。
そのまま折り返して札幌市街にとったホテルへ。 夜は串鳥にいった。